
催眠についての誤解 |
||
|
|
--意志が弱いと催眠術にかかりやすい-- これは全く根拠の無い事ですが、意志が弱いと催眠にかかっていると思う人が多いのです。しかし、実はその逆で、平均以上の知性があって、集中力が高く、想像力豊かな人がもっとも催眠にかかりやすいというデータがあります。
--秘密があばかれるのではないだろうか-- 催眠術にかかると自分の秘密を知らないうちに話してしまうのではないかと恐れる人がいますが、催眠術師とクライアントの関係で本当に力を持っているのはクライアントの意識です。催眠状態にあるクライアントも意識はハッキリしていますので、暗示の選択は自由にできます。
--笑い者にされるのではないか・コントロールされるのではないだろうか-- 催眠ショーでステージに上がる人は自分で望んでステージに上がります。催眠術にかかり、おかしなことをしながらも、自分が何をしているかは自覚しています。自ら希望してステージに上がった人は、たいてい、面白い事が好きで、自分を見ている観客が楽しんでいるのも知っています。暗示は選べます。同意できない暗示は、催眠状態でもそれを拒否するか、一瞬で目が覚めます。催眠状態で「アヒルになってガアガア歩き回ります。」という暗示には従っても、「銀行強盗をしなさい」という暗示には従いません。それゆえ催眠ショーでは、催眠術師も彼らに上手に出来そうな暗示をいわないと、ショーが成功しません。
--私は催眠にかかっていませんでした-- 「催眠術にかかりたいのに掛からない」と言っている人は「催眠とは全く意識の無い状態だ」と思っているためです。上でも説明したように、催眠に掛かったからといって、意識がなくなるわけではありません。催眠術師の声も聞こえるし、催眠中に身の回りで起きていることはすべて、認識しています。むしろ、普段よりも感覚がするどくなり、集中力が高まります。
--ちゃんと催眠から目覚めるでしょうか-- 催眠術に掛かったままの人はいません。催眠状態があまりに心地よくて普段の意識情態に戻りたくないと思う人はたくさんいますので、催眠術師がクライアントに催眠から目覚めるように指示してもすぐに反応しない場合もあります。その場合は次のどちらかの方法で目覚めることが出来ます。 (THE WIZARD WITHIN BY DR. A. M. KRASNER)
--催眠術中に寝てしまったけれど効果がありますか?-- 睡眠中も潜在意識が聴いていますので効果はあります。しかし起きていると潜在意識だけでなく、顕在意識も暗示を聞いていますので(潜在意識が優位に立っていますが)、効果が倍増します。 |
ホーム l プロフィール l 催眠とは l 誤解 l NLP l 改善できる事 l EFT l セミナー l ワークショップ l キャンプ l パーティー l 資格コース l セッション l フィードバック l 登載コラム l CD l コンタクト